第10回 ジャパンEVラリー白馬2023 開催日程のお知らせ

記念すべき10回目の開催となる『ジャパンEVラリー白馬』の開催日が、2023年7月22日(土)~23日(日)に決定しました。

今年の『ジャパンEVラリー白馬』は、昨年好評だったデジタルスタンプラリーやEV試乗会に加え、開催10回目を記念するスペシャルコンテンツを計画中!
10年間の歩みを写真で振り返る展示などを実施予定です。

開催日:2023年7月22日(土)~23日(日)
開催場所:白馬村

イベントの詳細は、後日公開される公式サイトにてお知らせいたします。

EV用200Vコンセントによる充電課金の実証実験を実施します【終了】

※この実証実験は、2023年5月31日をもって終了しました。
 期間中に充電利用およびアンケートに回答していただいたみなさま、ありがとうございました。

 アンケート結果を参考に協議を重ね、2023年12月1日より新たな基準で正式に運用を開始しました。
 https://ev-hakuba.com/news/798


白馬EVクラブは、白馬村内のEV用普通充電設備の拡充を目的とした、既存のEV用200Vコンセントによる課金の実証実験を行います。

現在、白馬村内には約40か所にEV用充電設備があり、その大半が200V普通充電コンセントです。
白馬では2014年に第1回の『ジャパンEVラリー白馬』が開催され、全国各地からEV・PHEVで集まる参加者のみなさまがお泊りの間に充電できるよう宿泊施設にEV用コンセントの設置が進み、行政も200V充電設備の設置に補助制度を創設しこれを支援してきました。

しかし、EV・PHEVの普及が急速に進む一方で、宿泊施設の充電設備はあまり増えていません。
新規設置が進まない大きな理由は、初期投資と費用回収の問題です。課金機能付き充電器は設置と維持が高額になり、一方で安価な200Vコンセントには課金機能がありません。
白馬村内には、EVが市販化された直後の2012年頃よりEV用200Vコンセントを設置している宿泊施設や観光施設も多くありますが、そのほぼすべてがこれまで無料でお客様に充電を提供してきました。EV用200V充電設備の設置に村の補助金が活用でき、また当時のEVはバッテリー容量が小さかったため、サービスとして提供できる範囲であったからです。

しかし、今後ますますEV・PHEVで来訪されるお客様が増加し、またバッテリー容量は10年前より3~4倍に増えていることから、適切な課金の課題解決なくして新規設置や複数口化は実現できません。

白馬EVクラブでは、今年度の総会でこの問題提起を行い、これまで4回にわたる会議で既存のEV用200Vコンセントによる課金の方法を協議し、一つの方法を試験的に行うことを決定しました。

つきましては、初めに白馬EVクラブ会員の一部施設で既存のEV用200Vコンセントによる課金を実証実験として一定期間実施します。
利用者のみなさまと施設側にアンケートを実施したうえで再度検討を行い、白馬モデルとして会員以外の施設にも参加を呼びかけ、またEV用200Vコンセントの新規設置や複数口化の促進を図りたい考えです。

下記の内容をご覧いただき、この取り組みにご協力いただければ幸いです。

■実証実験の参画施設

各施設の利用条件など詳細は、こちらの参画施設一覧表をご覧ください。

■実証実験の概要

  • EV用200Vコンセント(出力3kW)を提供する施設は、当該実証実験の趣旨を説明したうえで、下記の基準に沿って充電設備を提供する対価を受領する。
  • ※課金機能のないケーブル付き200V普通充電器(出力3kW)も対象に含まれます。

■実証実験の実施期間

  • 2022年12月10日(土)~2023年5月31日(水)

■実証実験における統一基準

  • 充電設備利用料金:1時間あたり100円(税込)
  • 利用時間の計算方法:利用者による自己申告制(1時間単位)

■実証実験における効果検証

  • 充電器と施設内(フロント等)の両方に当該実験の趣旨を説明するポップやチラシを設置し、利用者には充電後のアンケートにご協力いただく。
  • 実証実験終了時には施設側にもアンケートを実施し、双方の意見を集約する。

※参考資料

  1. 統一料金の根拠について
    平均的な電気料金が1kWhあたり27円であり、EV用200Vコンセントは1時間に3kW出力されることから、1時間あたりの平均的な電気料金は81円。
    100円であれば、施設側は充電器の設置コストが回収でき、また利用者にとっては極端に割高とならない。
  2. 1時間単位の自己申告制について
    手順を簡素化することで双方の負担を軽減し、またバッテリー容量の大小による不公平感をなくすため。
    滞在時間の短い飲食店や観光施設などでも同一の基準で運用できるため。
    主なEVには、普通充電の際に満充電を携帯に通知する機能があり、たとえば夜間に充電が完了した場合でも終了時間を証明できるため。

白馬村がEVへの買換えに対する補助金交付制度を創設しました

白馬村は、家庭におけるエネルギー費用の軽減を支援することを目的とした『白馬村省エネ家電等買換え促進支援事業補助金』を創設しました。

対象製品の区分は、省エネ家電製品とエコカー。
このうちエコカーは、EV(電気自動車)とFCV(燃料電池自動車)が対象となり、それぞれ補助上限は40万円と56万円です。

詳細は、白馬村行政ホームページをご覧ください。
https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/somuka/osirase_ibennto_kouhoumusenntou/9398.html

2023年1月31日をもって終了しました。

白馬村文化祭に出展しました

白馬EVクラブは、11月5日~6日にウィング21で開催された『第52回白馬村文化祭』に出展しました。


今年は恒例の電気自動車試乗会に、最新の軽EVが登場!
5日は長野三菱自動車販売株式会社様にご協力いただき三菱 eKクロスEV、6日は長野日産自動車株式会社大町店様にご協力いただき日産 サクラの試乗会を開催しました。

話題の軽EVとあって、みなさまの関心も高く、多くの方がご家族一緒に体験されました。
白馬村には人口よりも多い自動車が保有されており、自家用車の約半数を軽自動車が占めています。
2022年1月に発表された「白馬村ゼロカーボンビジョン」でも自動車のCO2排出量削減は特に重要度が高く、ゼロにするためには地域内での小水力発電など再生可能エネルギーの創エネとセットで進める必要があります。
白馬村も、EV用普通充電設備設置に対する助成制度や、EV・FCV買換え補助金(2022年11月下旬頃に白馬村行政公式ホームページに制度概要を掲載)を創設し、自動車の脱炭素化を支援しています。

6日の試乗会には、直前に日産 リーフ日産 アリアの試乗車が加わり、事前の告知ができなかったものの大きな注目を集めました。
アリアには四輪駆動モデルもあり、ライフスタイルに合わせた選択肢の幅が広がっています。

同時に出展ブースでは、白馬村が防災備蓄品として保有するニチコン パワームーバーを活用し、EVに蓄えられた電気を取り出すデモンストレーションを行いました。
この機器は100Vコンセント3口が装備されており、合計4,500Wを同時に出力することができます。
今回の展示では、電気ストーブやコーヒーマシン、携帯電話の充電などに電力を供給し、EVの移動可能な蓄電池としての活用方法を紹介しました。